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Leica M2 1958.

cocolog027
EPSON R-D1 with Voigtlander NOKTON 50mm f1.5 ASPHERICAL.

 おんぼろM2である。使い込まれてメッキが擦り切れ、真鍮が顔を覗かせていたりする。ブラックペイントが剥がれて金色の真鍮の地肌が見えるというのはよくあるが、シルバーメッキが擦り切れるっていうのはなかなかない。ボディの角は細かく凸凹になっていたり、ボトムプレートは、何か彫り物(たぶん外人の名前?)があったらしい。
それもフリーハンドでなにか尖ったもので素人が落書きみたいなレベルで彫ったものだ。ライカにそういうことをできるのはアメリカ人以外にないと思うので(笑・・・アメリカ人はおおらかだ)、きっとこのライカはアメリカから来たのではないかと思う。で、この彫り物が気に入らなかったのか(普通気に入らないと思うが)、ボトムプレートをサンドペーパーか何かでこすってある。磨いてあるというより、こすった、とか削った、とかいう方がイメージに近い。ヘアライン調に・・・真鍮が光っている。。。綺麗ではない、が汚くもないっちゃない。(苦笑)
 そんなわけで、銀座とは思えない価格で銀座の名の通ったお店で買った。保障なしだった。そのあと、いろいろあって、中身のオーバーホールと、プリズムのオーバーホール(完バラ、研磨、再接合、再コーティング)で、ほぼ完璧である。。。外見以外は。
 最近、美品、極上品のたぐいはいらないな、と思うようになった。基本的に貧乏性なのか気軽に使えないのだ。このM2は気楽に使えておまけに使い心地は最高という、ある意味非常に私向けのライカである。

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コメント

写真からはくたびれ加減がよく判りませんが...金属製のカメラって、それが「使い込まれた美しさ」に昇華してしまうことがありますねぇ。ライカなど、その最たるものなんでしょうね。ウチのライカ(MP)も、どうせならそこまで使い込みたい...です。

投稿: ひぢりき | 2006年1月15日 (日曜日) 午後 06時20分

そうなんですよね。特に真鍮って金属に私は弱いです。古いビルのトイレなどによくあるのですが、水道の蛇口なんかが擦り切れてメッキがはげて茶色の真鍮の地が見えてたりすると、「ああ、ずっと使われてきたんだなぁ。。。これ、欲しいなぁ。」(笑)なんて思います。

投稿: いわき | 2006年1月15日 (日曜日) 午後 07時32分

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