ビジョナリーカンパニー
ビジョナリーカンパニーという本を読んでいる。大変面白い。会社というのは利益追求のためにあるのかというと、そうでもないらしい。
ちょっと前に読んだ本に書いてあったのだが、「会社の目的は利益ではなく、顧客を作ることであり、利益はそのための費用。by ドラッガー」なるほど、と思った。
さらにビジョナリーカンパニーという本では、「経営者は利益を目的にするのではなく、会社そのものを目的とするべき。」ということらしい。永続する企業、尊敬される企業というのはそうやって作られるということである。
例えば、いつでも正確な時刻を言いあてることができる男がいるとする。彼は、誰がいつ聞いても~年~月~日~時~分~秒・・・という風に答えられる。彼は尊敬されるだろうし、皆は恩恵を受けるかもしれない。
だが、彼がいなくなると何も残らない。それより、時計を作ることができれば、時計を作った人がいなくなっても皆はずっとその恩恵を受けることができる。と、そういうことらしい。
けっこう厚い本で字も小さいのだが、たくさん読めて嬉しいのである。
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