Leica M9による古いElmarとColor Skoparの描写傾向の違い。
レンズの描写についていろいろ書くのはあまり得意ではないのですが、面白いなぁと思う写真があるので、今日のネタはそれで。
一枚はCOSINA VoigtlanderのColor Skopar 50㎜ F2.5です。昨日の15時頃撮影しました。とあるビルの壁面です。ダクトの形がユニークで面白いんですよね。そしてもう一枚は1941年製Elmar 5cm F3.5です。本日13時頃撮影しました。同じ壁面ですが場所としては10mくらいずれています。完全に同じ撮影条件で同じ被写体を撮ったわけではないのですが、そこは勘弁してください。そういうのは私には無理です。www
でも、被写体などの違いだけではない、描写の違いがあるのがわかると思います。(~_~;)
Leica M9 Voigtlander Color Skopar 50mm f2.5 DNG Lightroom 2.6
Color Skoparはすっきりシャープな感じですね。なんというか理知的な感じといいますか。まあ現代的と言っていいのではないかと思います。
Leica M9 Elmar 5cm f3.5(1941) DNG Lightroom 2.6
対してElmarはやわらかくソフトな感じで、情緒的というか、そんな感じだと思いますがいかがでしょう。
レンズの描写うんぬんということばかり掘り下げてみてもしょうがない、どんな写真なのかが大切であり、何が写っているかの方が重要だという意見もあります。実際私も、レンズの描写の違いを確認するためにベンチマーク的な撮影をしたり、描写傾向のみに固執した写真を撮ることは好きではありません。ですが実際、レンズの描写の違いで受ける印象も違ってきますね。。。とまぁ、そんな話でした。
M9に興味のある人や、Elmar、カラスコに興味のある人のお役に立てば幸甚。www
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