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レンズ磨き

Cocolog168
EOS Kiss Digital with EF 50mm f1.8 II

昔、バルナックライカを海外オークションで買った。その時に、売り手の人が、ボディキャップがないかわりにレンズを付けて送ってくれた。(笑)
もちろん、そんなレンズなので傷だらけで、曇りもひどくて真っ白なものだったのだが、なんとなくクリーナーとクリーニングペーパーで磨いてみたら曇りが8割くらいとれて、ちょっと綺麗になってきた。
そんなわけで、当時買ったばかりのR-D1に付けて撮ってみたのだが、これがなかなか綺麗に撮れた。レンズはズマール(Summar)。ご存知の通り、前玉が非常に柔らかいガラスで傷がつきやすい。また曇りやすいレンズなのでけっこう白くなったズマールっていうのは多い。
まぁ、タダでもらったレンズなので写ればラッキーくらいに考えていたが、なんとなくM3とかに付けてみたりしてそれなりに使っていた。たしか北海道出張のときもM3とこのオンボロズマールだったと思う。

Cocolog169
EOS Kiss Digital with EF 50mm f1.8 II

何年かそんな感じで使っていたのだけども、ある時、どこかのブログでレンズを自分で研磨(?)した話を読んだ。
ガラスというのはすごく固いので、普通のコンパウンドでは磨く(削る)ことができない。そのため専用の硝材を使う。酸化セリウムというらしいが、当然、素人が入手するのは難しいと思われる。だが、これは盲点というか、実は車のガラスを磨くケミカルに酸化セリウムが入っているとのこと。。。面白そうなのでいつか買ってこようか、などと思っていたのだが、先日カーショップでじっくりモノを見る機会があって、確かに成分に酸化セリウムが使われていると書いてある。っていうか、私が買ったやつには表に堂々と「光学レンズ用研磨剤配合」と書いてあった。(笑)

Cocolog170
EOS Kiss Digital with EF 50mm f1.8 II

今日、なんとなく、酸化セリウムのことを思い出したので、オンボロのズマールを磨いてみた。当然手というか、指でシコシコ磨くので、レンズ面がデコボコに波打つことになると思う。プロは、磨き皿を使い、レンズを回転させて均一に表面を磨き、レンズ表面の曲率などがおかしくならないようにしているのだと思う。なので、あくまでもマネはしないでいただきたい。やる場合は自己責任でよろしくお願いします。
まぁ、デコボコといっても、目でみても触ってみてもわからない、ミクロンの世界の話だけど。
磨いてて思ったのが、金属を鏡面磨きしたりすると、コンパウンドが黒くなったり、磨いている布が黒くなったりして、磨いている(削っている)のが実感としてわかるのだが、ガラスを磨いて(削って)いてもまったくそういう変化がないので、実際に磨けているのかわからないということ。それと関連して、きっとすごくちょっとずつ削れているのだと思うが、金属磨きに比べて時間がかかる。ただでさえ時間がかかるのに、粉が出たり、色が変わったりといった変化がないので、途中で止めたくなる。気長にかまえる必要がある。

そんなこんなで2回にわけて、結構時間をかけて磨いたのだけど、結果的にはかなり綺麗になった。光に透かしてみると、磨く前はキズキズがはっきりわかり、ちょっと向こう側が見にくい感じだったのだが、磨いた後は前玉表面の曇りもなくなりすっきり見える。ただ、前玉の表面は綺麗になったが、内部のレンズがやや曇っているかなぁ。。。
でもま、こんなもんでしょう。(笑)

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