X100 純正レンズフードのあれこれ
先日、X100のレンズフードを買った。純正品の中古。
このフードは一緒にアダプターがついてくる。
フードを装着するには、レンズの先端のリングを反時計回りに回して外し、そこにこのアダプターをねじ込む。
アダプターには爪が外向きに3箇所ついていて、フードはこの爪に引っ掛けて止める方式になっている。
(ネットで、「まずフードにアダプターを取り付け、そしてそれをレンズにねじ込む。フードをつけたり外したりするたびにねじを使う・・・」と書いてあるブログがあったが、アダプターはレンズにつけておいて、フードは爪に引っ掛ける方式でつけたり外したりするのだと思う。)
で、このアダプターだが、レンズにつけるには上述の通りねじ込む方式だ。ねじが締まりきったときに、まっすぐ付けばいいのだが、私のものは少し行き過ぎて止まる。まっすぐつかない。なにぶん、ねじだけにこういうこともある。
ただのリングなら関係ないのだが、3箇所爪がついているので、カメラを正面からみた時に、綺麗に爪の一つが真上に来て欲しい。それが少し回りすぎの位置で止まる。
レンズフードにはファインダーからの視野を邪魔しないようにスリットがあるのだが、それも曲がる。実用上は問題のないレベルなのだが、実は私はこういうのが気になるタイプなのだ。
どうしようかと、一晩考えて、カメラを持ってフードを買った店に行くことにした。
店で事情を話すと快く別のフードを持ってきてくれた。カメラに装着して確認したところ、今度のやつはバッチリ爪の一つが真上にくる。そんなわけで交換してもらうことができた。
比較的新しいカメラなので、中古のフードもほぼ新品状態のものばかりで、価格も前のと同じだった。
アダプターの個体差だったのだろうが、これが新品だと見開封なわけで、なかなかカメラにつけて試してみることもできないのではないだろうか。
それに通販だったりすると、多少アダプターの止まる位置がズレていても、なかなか交換してもらうのも面倒だ。
アダプターの装着方法を変えるか、何か対策が必要な気がする。
そもそもフードを取り付ける爪自体を最初からレンズ側に用意しておくことはできなかったのだろうか。
アダプターを付けたレンズのルックスは、爪がいいアクセントになっていて結構格好いいと思うのだが。
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