Angenieux.
Angenieux(アンジェニュー)をX-E2に着けてスナップに出かけた。
このレンズはかなり昔にeBayで買った気がする。”アンジェニュー”という響きとフランス製というところが、なんかおしゃれな感じで欲しくなったんだと思う。当時はデジタルのメインはEPSONのR-D1だったが、Exakt(エキザクタ)マウントのレンズを買って、マウントアダプタでLマウントに変換し、さらにLMアダプタでMマウントにして使った。
ただし、ピントは目測だったのでピンぼけばかりですぐ使わなくなった。
次に、ExaktマウントをCanon EOSマウントに変換するアダプタを入手し、EOS Kiss Digital Nに着けてみたのだけど、ピントの山がつかめず、やはりピンぼけを量産することになった。
最近のミラーレス機の場合、マニュアルフォーカス用に色々な機能が搭載されていて、古いレンズが使いやすい。
X-E2もピント合わせのためにEVF上で被写体を拡大表示したり、輪郭を強調したり、デジタルスプリットイメージ(一眼レフのスプリットイメージをデジタルで再現)を使えたりする。
今回X-E2を買って、昔買ったAngenieuxがようやく活躍できるようになった。
私は一眼レフでもスプリットよりはマットスクリーンが好みだったので、普通に拡大表示してピントを合わせている。
ネット上にはAngenieuxのインプレも沢山あると思うのであまり書く気はないのだが、一応。。。
1950年頃のレンズなので、基本的にはモノクロに向いているのかも知れない。
逆光気味だとフレアっぽくなりやすく、開放だとハイライトが滲む。
まぁ、フレアっぽくなったり、滲んだりするのがまた面白いのだけれど。
ただ、絞れば結構シャープになるし、光線状態を気をつければコントラストも出る。
この写真みたいな、光の感じは好みだ。
なんかオシャレな気がするのは、アンジェニューという名前とフランス製ということからくるプラセボ効果かな。(笑)
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