紅

Leica M10 SUMMILUX-M 50mm f1.4 ASPH.
写真というのは不思議だ。
この写真は近所の家の垣根の一部を撮ったもので、実際はこんなに情緒的というか感傷的というか、そういう風には見えないし特段綺麗でもない。
でも絞りを調整し(この場合は解放)、露出を調整して構図を考えて撮るとずいぶん実際に見えるものとは違うものが撮れる。
そういうことを計算して思い通りに撮れれば凄いのだが、私の場合は偶然が80%以上を占める。
なんとなくこうやったらどうにかなりそう、くらいな感じである。
要するに、こうやったらどうなるか、は撮ってみないとわからない。
ままならないものである。
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