吾輩はカメラである
Leica M10 ELMARIT-M 28mm f2.8 ASPH. 11606(5th)
吾輩はカメラである。名前は特にない。生まれはドイツ。縁あって東洋のこの島国で暮らしている。撮影のない時は、部屋の机の左側のこの場所に座り、主がPCなどを弄るのを眺めている。
先日、主が暫く帰宅しなかった。同居の猫殿とも「どうしたのだろうか・・・」などと話していたのだが、一週間ほどして帰ってきた。「どうしたのだ。」と問うたところ、「網膜剥離で入院していた。」と言う。そういえば、兄のM9もしばらく前にイメージセンサーの剥離を起こし、ちょっとした騒ぎになっていた。そういうことかと問うたところ、「まぁ、そんなようなものだ。」と笑っていた。よく見ると主の右手に緑の輪がついている。「何か。」と聞けば目玉の中にガスが入っているのでその注意書きらしい。「ついでに水晶体も新しいのに交換した。」と上機嫌である。どうやら前球も古くなっていたので交換したらしい。
人間もカメラも歳をとると色々あるものだね、と猫殿と話した。
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