晩夏

今年は本当に暑かったです。各地で記録が更新され、2年後のオリンピックを懸念する声も多いようですね。
そんな今年の夏もそろそろ終わりです。
そういえば、ライカからM10-Pが出ました。
昔はトップカバーには「Leica」のエングレーブが絶対必要だと思っていて、M6以降のM型はデザインが好きじゃなかったんです。正面の赤丸もあまり好きではなかった。
だけど、なぜかM10はエングレーブがなくても赤丸がついてても、これはこれでいい、と思えるんですよねぇ。
思うにカメラのエッジがそれまでのモデルよりもかなりシャープであることと、ブラッククロームの色合いがそれに合っていること。これがエングレーブなしでもいいと感じさせている気がしますね。エングレーブがないので造形がより際立つというか。。。
赤丸については、少し直径が小さい?ですかね。。。それに赤の色が少し渋いマットな感じがしますね。
あと、M型のトップカバーですが、M4まではシリアルナンバーが入っていたり、Leicaエングレーブの下の書き込みが今と違っていたりしますよね。M6以降のモデルはシリアルナンバーがアクセサリシューに入っているし、エングレーブのあるモデルでもエングレーブ下の書き込みのフォントが違う。
昔に比べてシンプルになってますが、そこがちょっと残念に感じているんですよね。
M10-Pの機能については、シャッター音の静粛化とタッチパネル液晶の採用が大きく変わったところらしいですが、シャッター音はM10でも十分静かだと思いますし音質も好きですね。M10-Pの音を実際に聞いてみると感動するのかも知れないですが。
タッチパネルは・・・うーん、好きか嫌いかでいえば、どちらかと言うと嫌いな方かも知れません。物理スイッチ好きなので。(笑)
スマホやタブレットの場合は、キーボード付けるか、というとそれは嫌なのでタッチパネルしかないんですよね。
少なくともカメラ、特にライカにはいらないような気がしますねぇ。。。タッチパネル。
ただ、カメラとしてM10-Pがどうかというと、良いと思います。エングレーブや赤丸云々言いましたが、デザイン的にもいいと思いますから、お金があれば買うだろうと思います。
あとはM Monochromの3代目が出るのかどうか。
それが気になりますねぇ。。。
***追伸
結局、10月の終わりにM10-Pに替えました。
M10からM10-Pへのアップグレードサービスの噂があったので、それを期待していたのですが、M10-Pのシャッターへの交換は、構造的な理由により相当なコストになるそうです。今ならM10の買取価格もそれなりの値段ですから、M10-Pとの差額がそのままアップグレードのコストだと思えば入れ替えもありかな、と思いまして。
M10のシャッターのフィーリングは今でも悪くないと思っていますが、M10-Pのシャッターは何ともライカらしい感じです。昔使っていた70万番台のM3を思い出します。そのM3は私のライカ史上最高に静かで柔らかく上品なシャッターでした。
タッチパネルに関しては、ピントのチェックをしたいときは便利ですね。ダブルタップで最大倍率まで拡大します。
赤丸がないのは、まぁ、落ち着きますね。(笑)
トップカバーのエングレーブは、やはりなんとも懐かしい感じがします。
私の最初のライカはM4ブラッククロームだったので。
M10-Pは今までのデジタルライカで一番ライカらしいのではないかと思います。
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