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ホットピクセル

Cocolog607
Leica M Monochrom Leitz Summar 5cm f2.0 

今年(2018年)の7月に入手して使っているMモノクロームですが、今日この写真を現像中にホットピクセルを見つけてしまいました。
(ちなみに写っているのはM10-P + NOKTON 35mm f1.4 MC VMです。)

ホットピクセルというのは、ご存知かと思いますが、イメージセンサーの画素のうち常に決まった色に発色するもの、所謂画素抜けとかピクセル抜け、というやつですね。
Mモノクロームの場合は、モノクロ機なので白く抜けます。カラー機だと常に赤とか青とか、特定の色になったりしますよね。
あと、星空や夜景を撮影する際に長時間露光したりするとノイズとして出たりすることもあるそうです。

実際、ISO感度を高くして撮影したりすると、より出やすくなるようです。例えば私の場合、ISO400で撮影すると3つくらいしか見つけられないですが、ISO1600だと7個くらい見えたりします。
(まぁ、それでもピクセル等倍とかで見ないとわからないことが殆どなので気にしない人も、気づいてない人もいると思います。)

現像ソフトでノイズリダクションを強めにかけると消えますが、画像全体に効果が及ぶのでメリハリのない写真になってしまうことが考えられます。それが嫌な人はレタッチで修正する手もあります。
しかし、やはりカメラ側でデータを作るときに補正するのが一番いいわけです。実際メーカーは出荷時にそういう調整をして出荷しているそうです。カメラのイメージセンサーの歩留まりを考えると、数千万画素のうち、いくつかは抜けてしまうのはしょうがないのでしょうね。

私のMモノクロームは1年保証がついているので、たぶんそれで直してもらえると思います。直すといってもピクセルマッピングといって、カメラ内のソフトウェアで抜けてる画素の部分を周囲の画素の情報で補正してデータを作るように調整するだけで、イメージセンサーをどうこうするわけではないのですが。

カメラのメニューでこれが付いてる機種もありますね。昔使ってたR-D1には実装されてた気がします。


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コメント

勉強になります。
ドット抜けはよく聞きますが、確かにMMでも発生して当たり前ですよね。
ですが、なぜか気にしてませんでした。(笑)
カラーだと赤とかに光るので目立つけど、モノクロームだとあまり目立たないので気がつかないのかなぁー?
そっかー、白く抜けるのですね。
今度見てみます!

投稿: M | 2018年12月31日 (月曜日) 午前 10時52分

Mさん、どうもです。

私もずっと気づかなかったのですが、この時現像中に等倍表示にしたときに気付きました。気分が軽く凹みますね。(笑)
中古で7月に買ったのですが、その時に撮った写真でも実は抜けてました。

あと、クールピクセルというのもあるらしいですね。MMの場合は常に黒くなるのかな?
とりあえず、マップカメラさんにカメラを預けてきました。(^^;)

投稿: いわき | 2019年1月 1日 (火曜日) 午前 01時58分

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