Zeiss-Opton Sonnar 50mm f1.5のピント調整

先日入手したZeiss-Opton Sonnar 50mm f1.5ですが、Amedeoのアダプターと私のライカの組み合わせの場合、
どうも前ピンみたいだったので調整してみました。
要はマウントに対するレンズ群の前後位置をずらすことができればピント調整は可能なはずです。
この時代のContaxのレンジファインダーって良く知らなかったのですが、レンズ側にはヘリコイドがないので
構造的にはライカレンズより簡単に見えます。俄然やる気が出てきました。(笑)
何せ、実は私、結構程度の良いズミクロンをバラしたことがあります。(笑)
たしかヘリコイドの感触がイマイチでグリスを入れたくなったんだと思います。
組み立てる時にヘリコイドのところで苦労しましたが、一応ちゃんと組み立てられました。
今なら絶対やらないと思いますが。(笑)
そんなわけで一応工具はあるのです。
で、Sonnarのバラし方ですが、眺めていてなんとなく見当はつくのですが、確証が持てません。
悩みつつネットで検索してみると、ありがたいことに写真付きでSonnarをバラしてるページがありました。
修理人たぐちの徒然日記 Sonnar 50mm 1.5編(潰れた前枠)
うーん、簡単そう。。。
というわけで、M10-PにNOKTON 50mmを着け、試写をしてM10-Pの距離計が合ってることを確認した後、
M10-Pを使って何度か「分解 → 調整 → 組立 → 試写」をくり返して一応完成。
まぁ満足できるレベルにはなりました。

旧いZeiss、思ったよりあっさりした色味でなかなか気に入りました。
次にM Monochromでも試写したのですが、実は先週、M Monochromの距離計が狂っているのに気づきまして、
こちらも昨夜自分で調整しました。その際、大まかな調整方法は昔やったことがあって知ってはいたのですが、
距離計コロのネジをどっちに回すとピンが奥(or手前)なのか忘れていて、またもネットで調べたという。。。
いやぁーネット、ありがたや・・・(笑)
で、初めて気づいたのですが、Mデジタルの距離計コロって六角レンチになってたんですね。
M3とかM4はマイナスネジで凄くやりづらかったんですが。。。
なのでこちらも簡単でした。まぁ距離計の調整に関しては、横ズレであれば問題は無限遠の目標物として使える
遠くの建造物とか夜ならライトとか、そういうものを見つけることでしょうか。昨夜は月が出てなかったんですよね。
そんなわけでこれはM Monochromの距離計のテストでもあると。。。(笑)

まぁ、こちらもOKかな。(笑)
これでこのSonnarも気持ち良く使えます。
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