猫
Kentmere PAN 400ですが、3本使って少しわかってきました。
トラディショナルタイプということなので、たしかにT-MAXとかと比較すると粒状感があってTRI-Xっぽいです。TRI-Xの雰囲気が好きな人にはいいかもしれません。
私の感覚だとTRI-Xより粒状感があります。粒子が大きい感じというか。
ネガは淡い感じがします。コトラストは低めで柔らかく、諧調が豊かでなだらかな感じです。
ISO感度が400ということもありますが、明るいところよりも暗いところが得意な印象。
屋外よりも室内派。笑
備忘録として現時点の現像データを。
温度:20℃
現像液:SPUR Silversalt
希釈:1 + 30
私はパターソンのタンクを使ってまして、フィルム1本処理する場合は300mlの溶液が必要です。現像液9.7mlに対して水が290.3ml。まぁ10mlと290mlでやってますが。笑
現像時間:13.5分 30/60/5秒(30秒連続攪拌後、60秒ごとに5秒攪拌)
パターソンのタンクの場合、攪拌は回すタイプなので5秒としてます。
Silversalt(お店)さんのSilversalt現像液のデータだとKentmere 100のデータが30/60/1となってまして、攪拌が1回なんですが、私は適当に攪拌1回=5秒回転にしてます。笑
(ちなみに5秒だと8回転くらいしてます。)
あと今回からRAWでスキャンしてPhotoshop上でネガ反転し、tiffにするというフローにしましたが、非常に効率が良くなりました。
今まではSilverfast8でスキャンする際にある程度の画像の調整をしてtiffにしていたのですが、ここにかなり時間がかかっていた上に8ビットスキャンでした。今は16ビットでスキャンできる上、画像の最初の調整はPhotoshopで自動でやるようにしたので、楽です。
Nikon Coolscan ED4 + Silverfast8でスキャン
↓
Camera Raw経由でPhotoshopへ
↓
ネガ反転して自動レベル補正(これはアクションとして登録済みなのでボタン一発)
スポッティングと傷などがあれば処理してtiffで保存
↓
Lightroomに読み込み
現像する画像を選択、最終的な調整後jpegへ
昨年は夏までフィルムばっかり使っていた感じでしたが、夏以降、デジタル、というかカラーで撮ることも多くなったのでフィルムで撮る枚数は相対的に減少しました。
このペースなら長尺ではなく、色々なフィルムをちょこちょこ買って遊ぶのも楽しいかも知れません。
割り高ではありますが。
使ったことのないフィルムの現像とかで、試行錯誤するのが結構好きなんですよね。笑
| 固定リンク
コメント
1+30で13.5分なんですね。
希釈率の高いし、tri-x好きなのでいいかも??笑
レビューありがとうございます~!
投稿: M | 2023年1月31日 (火曜日) 午前 10時57分
Mさん、どうもです。
ご参考までにー。^^
投稿: いわき | 2023年1月31日 (火曜日) 午前 11時51分